不用品回収で始められる!「マテリアルリサイクル」とは?

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紙のカスケードリサイクルはいろいろなパターンがあります

紙のカスケードリサイクルの種類

再生紙以外のリサイクルとして一番多いのが「パルプモールド(梱包用材)」。実にその約4割にあたるそうです。

この「パルプモールド」ですが、皆さんは卵のパックで、プラスチック製品以外でできたガサガサした「元紙」っぽい軽い素材のパックを見たことがありませんか?それが「パルプモールド」になります。

「パルプモールド」は衝撃を吸収するため、主に卵だけではなく果物でも用いられています。次に「家畜用敷料」ですが、牛や豚、鶏を飼っている農家では、牛舎などの床に湿気や水を吸わせる目的で、(わら)や(おがくず)を敷いていますが、それが「家畜用敷料」になります。

最近では、(わら)や(おがくず)よりも水分をよく吸うという理由で、再生紙が「家畜用敷料」として利用されているのです。
ちなみにこの「家畜用敷料」で使われる再生紙のひとつに、会社などで個人情報を保護するために使われているシュレッダーが利用されているそうです。

まだある紙のカスケードリサイクルの種類

そのほかにも紙に再生できない古紙は、さまざまな場面で変貌を遂げ活躍しています。例えば「セルロースファイバー」。

「セルロースファイバー」とは、新聞紙を乾いたまま細かくして(綿)のようにしたもの。燃えにくく水もはじくように加工されているので、住宅の天井や床、壁の中に入れて、断熱材や防音材として使われています。ほかにも繊維状にした古紙を接着剤で固めた「古紙ボード」もあります。

この「古紙ボード」ですが、最近だとよく100円均一のお店でも売られているのを見かけませんか?あと古紙を細かくしたものだと、工場やタンカーの事故で河川や海に油が流れ出た際に使われる吸油材が挙げられます。あと、汚水・汚泥の脱水材としても使われています。

紙って本当に私たちの生活の蔭ながら支えてくれている「縁の下の力持ち」ですよね。


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